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タコ足配線なぜ危険? |
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電気の安全な使い方に、「たこ足配線はやめましょう」といった使用方法を記載している
電化製品があります。たこ足配線は電気を使う上での悪い代名詞のようにも言われています。
しかしながら、たこ足配線は1つのコンセントからコードを引っ張ることにより、新たにコンセント
の増設工事も必要でなく、手軽で便利なように思えます。
ではなぜ、たこ足配線は悪い使用方法となるのでしょうか? |
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・ たこ足配線は方法自体が悪いわけではなく、流れる電流の大きさによって安全性が保てなくなる可能性が
あるから悪いと言われています。
1つのコンセント回路に電流がたくさん流れるとブレーカーが落ちます。ブレーカーが落ちるということは、
電気の使いすぎだと皆さんは理解していることと思います。
では、ブレーカーが落ちるぎりぎりのラインで1つのコンセントから電化製品をたくさん使うとどうなるで
しょうか?。これがタコ足配線はやめましょうという警告に大きくつながります。
・ ブレーカーの落ちるぎりぎりの線で使い続けると、発熱によって配線が焼けショートや漏電の危険性が
あります。又、それらの2次災害に感電や火災といった事も十分に起こり得ます。
ブレーカーが落ちないから大丈夫だと安易に思わないようにしましょう。
・ コンセントや配線には許容電流値といって、これ以下の電流で使いなさいという電流値が設定されて
います。この電流値がたこ足配線を許さない考えになっています。
一般的に許容電流値は配線なら太ければ、太いほど、コンセントなら形状が大きければ大きいほど、
許容電流値は大きくなります。家庭用で使われる延長コードや、コンセントの差し込みは15アンペアが
許容電流値となります。この許容電流値を超えて使用すると、電流が流れることによって発生する熱に
耐えきれなくなります。
■ 大きな事故にならないように、コンセントの利用は電流値を考えて上手に工夫しましょう
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